|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
本書(『やさしい宝石教室Q&A』)の著作権は株式会社ジェムスターに帰属します。本書、および当サイト掲載の文章、画像、イラストレーションの無断転載はできません。
●本コンテンツの一部は、日本宝石協同組合のWebサイトにも提供されています。
■『やさしい宝石教室Q&A』
著者紹介--->>こちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
上のローマ数字をクリックしても、ジャンプします。
|
|
●ダイヤモンドとは
ダイヤモンドとは、ギリシャ語の「アダマス」(なにものにも征服されないという意味)を語源にもちます。なにものにもキズつけられない強さ、そしてなによりも、その類い稀なる崇高な輝きは、たしかに征服できない、美の最高峰だと云えます。
●硬度とへきかい性
ダイヤモンドの硬度は10で、これは全鉱物中最高の強度をもつことを意味します。なにものもダイヤモンドをキズつけることはできません。その理由は、結晶中の原子どうしの結びつきが強力であるからです。
しかし方向によっては、原子の結びつきが弱いところがあります。この原子の結びつきの弱い方向に衝撃が加わると、ダイヤモンドは割れることがあります。このような性質を、専門用語で、へきかい性と云います。
●ダイヤモンドの美しさの秘密
ダイヤモンドの美しさは輝きの美しさです。その輝きの美しさは、ダイヤモンドがもつ性質、とりわけ硬度と屈析率に関係しています。また、ダイヤモンドは光を分散させるカが強い宝石です。あのキラキラとした虹色の輝きはこのためです。
●ダイヤモンドのカット
ダイヤモンドの原石は、そのままでは決して美しいものではありません。研磨(カット)という人間の手を経て、はしめて美しく輝くのです。ダイヤモンドには、ふつう、ラウンド・ブリリアント・カットというカット形式が施されます。これはダイヤモンドが本来もつ性質を生かし、その美しさを最大限に引き出すカットなのです。
●ダイヤモンドの価格
ダイヤモンドの価格は、世界的な市場レベルで、安定しています。
これは、世界規模のダイヤモンド・シンジケート、デ・ビアス(DE BEERS)社が、世界のダイヤモンド原石の80%を取りしきり、その生産と販売を一手に引き受け、価格コントロールを行っているからです。このため、世界的な大不況の折に、若干価値を下げたこともあるものの、それ以外では、ダイヤモンドの価値は年々すこしずつ上昇するよう、コントロールされています。
●品質と選びかた
ダイヤモンドは、その品質が客観的な尺度で測られる、唯一の宝石です。ダイヤモンドの品質評価の作業は、鑑定、とよばれます。その際には4つの項目(4C)によって判定されます。
●取扱い
ダイヤモンドの硬度は10ですから、キズの心配はいりません。しかし保管する際には他の宝石と別々にしてください。他の宝石がキズついてしまいます。それからダイヤモンド同士も擦り合わせないこと。
ダイヤモンドは唯一ダイヤモンドによってキズつけられます。
また、ダイヤモンドは油を吸いつけやすい性質をもっています。料理用の油やハンドクリームなどが石の表面に付着しやすいのです。するとダイヤモンドの輝きは、みるみる失われていきます。
●ダイヤモンドと結婚指輪
現在、婚約指輪にダイヤモンドを選ぶひとは、全体の7割近くいるそうです。もっとも劇的なメモリアル・リングとして、ダイヤモンドは圧倒的な支持を得ているのです。
|
|
|
|
宝石の取扱い | ダイヤかんたん洗浄法 | パールケア |
直前に見たページに戻る時は、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 |
|
Copyright © 2001 Gemstar Co.,Ltd. All rights reserved. |
|
|
|